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              ライヨールナイフの魅力を店長が語る


「ライヨールナイフ」の美しいフォルム
誰もが一目見てそのデザインに感動するだろうこの美しいナイフは今から2百年ほど前にフランスの小さな村ライヨール村で誕生した。
羊飼いが都会に出稼ぎに行くときに護身用に村の鍛冶屋に作らせたのが最初と云われるが、その美しさで同じタイプのナイフがあちこちで作られるようになった。 このナイフの意匠登録はされていないらしく、ラギオール、ラギヨールと発音するライヨールタイプのナイフも数多く製造されている。

しかしながら関係者は自分たちの目的はオリジナルの復活であり独占ではなく消費者の選択は自由だと一向に他で生産されているライヨールタイプのナイフを気にしていない。
ライヨール村のお土産売場でもライヨール以外で生産されたナイフが売られているくらいで、その寛容さには驚かされる。

一時この本家は村のナイフを作る鍛冶屋が一軒まで減少し消滅の危機に瀕したがその伝統を惜しむ人々の手で1987年、ライヨール社が設立され奇跡の復活を遂げた。
今でもライヨール社では手作りにこだわりマニュアル・ド・アトリエと呼ばれる職人が一貫して作る工法を採用している。 ライヨール村の原産地証明が刻印されている由縁だ。

今ではワイン愛好家の間でソムリエナイフは欠かせないものになっているし、ナイフ・フォークセット、チーズカッターやペーパーナイフ、ゴルファー用ナイフ等でも世界中に数多くファンが存在する。


「ライヨールナイフ」その魅力
道具は使えればいい、ナイフは切れればいいというならこのナイフはいらない。
他にナイフは世に沢山存在する。
しかしながら、その道具を持つことに喜びを感じ感動がなければ人生は味気ないものになってしまうだろう。

世にガンマニアが存在するのはその銃の性能がいいというのではなく、その形状の美しさに魅力を感じているからだろう。もちろん日本では本物は持てないからモデルガンを集める人ならなおさらのことだ。

工業デザインの分野においても優秀なデザイナーの手にかかると本来その機能が果たせればよいただの道具が芸術品に変わってしまう。

人は美しいものに憧れ、手に入れようとする。
ライヨールナイフはそんな人を満足させるのに十分な気品と美しさを併せ持っている。

このナイフはナイフ本来の切るという用途は勿論だが、ライヨール村では贈り物として使われることが多い。
友情・信頼・尊敬をこのナイフに込めて贈るのだ。

そんなライヨールナイフの魅力を多くの人に是非知って欲しい。
それがわたしの願いです。